☆ X-RAY LASTLIVE 終了後 湯浅晋 インタビュー |
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2003年1月24日 Hard Rock Summit Specia In Osaka にて 17年振りにX-RAYのライブが行われました。 この記念すべき奇跡的なライブは、 X-RAYが、東京で解散コンサートを行った 1月27日から17年という年月を越えてのライブとなりました。 「SHOUT!」を発売〜全国40ヵ所のツアーを終了し そのままの勢いで「STRIKE BACK」という傑作を生み出し 更なる今後の飛躍が期待されている中の解散決定・・・・・。 何故、X-RAYが解散してしまったのか? その理由は? 奇跡的でもある17年振りのライブを終えた今だからこそ お届けできる内容だと考えます。 |
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■解散説がいろいろ飛び交っているようだけれど、真相を聞かせてくれる? Shin :やはり一番の理由はマネージメントとバンドがうまくかみ合わなかったことだネ。 とりあえず、やることはやったんだし、このへんでケリをつけて、新しく初心にもどって、 X-RAY以上のものを作り上げていこうと、みんなそれぞれ思ったんで・・・・・。 "意味のある転職"と考えてください(笑)。 ■特にメンバー同士のケンカ、音楽性の違いとかではないんですね? Shin :そういうことは、いっさいない。むしろメンバー間のコミュニケーションは良すぎるくらいだネ。 ■マネージメントと、いくつかトラブルがあったようだけど・・・・・。 Shin :山ほどあるけど、あえていうなら、ツアー40ヵ所まわって、3週間で「STRIKE BACK」を作り上げたが、 コンサートが年末までなく「STRIKE BACK」としてのツアーができなかった。 ファンのコに"なぜコンサートないの?" とか "もっと活動して欲しい" とか言われたりしたんだけど、 一番苦しかったのは自分達だったんだ。 解散して悔いに残ったのも「STRIKE BACK」のツアーが出来なかったことだネ。 あのアルバムはみんなにとって自信作だった。 ■X-RAYでやってきて良かった事は? Shin :プロとして色々な経験ができたことと、アキラ、ロジャー、オズマ、タカヒロとめぐり逢えて本当に楽しかった。 あっという間に時が過ぎ去ったという気分です。 ■これからShinはどうするの? Shin :ロスへ行って、イチからギターをやりたい、ボクは刺激を受けやすい方だから、 生活環境をまるっきし変えてプレイするのもひとつの手じゃないかナ。 これだけは言っておくけど、"オレは死ぬまでギターを離さない" ファンのコは"もうギターをやめてしまうの?"と心配してるようだけど、絶対ない。まぁ見といてくれ!! ■なぜロスなの? Shin :誰しもがスターダムにのし上がるためにロスに夢と希望を求めて行くように、 ボクもその1人であって、そういうヤツがウジャウジャいる中で自分を磨きたい。 ■ロスでは、もうShinのライブがブッキングされてるようですが? Shin :バリバリにいろいろプレイしていくつもりです。自分の勉強として、かたっぱしからオーディションを受けていくつもりです。 ■やはり、ワールド・ワイド・デビューを? Shin :当然です(笑)。最終的にはそうしたいけど、今は勉強したい。 ■フランスのローカルラジオ局でX-RAYが毎日流れ、オランダの"ARDSHOCK"、 イギリスの"METALFORCE"誌ではファーストクラスのギタリストとほめられてたよネ。 そういったヨーロッパの方が活動しやすいのでは? Shin :そのようですネ。スイスでも評判いいらしいし、でも、イギリスをはじめヨーロッパにもいろいろ行ったけれど 自分にピッタリだと思ったのはロスだった。ヨーロッパで人気があるのは嬉しいけれど・・・・・。 ■ソロ・アルバムをつくるという話は? Shin :具体的には決まってないけど"これなら、いける"と思った時点で、 じっくりと練って作るつもりです。メンバーは全員外人で。 ■誰と一番セッションしたいですか? Shin :ヴィニー・アピス、グレン・ヒューズ、ドン・エイリーかなぁ。 ■"レイディア"という女の子バンドをプロデュースするそうですが? Shin :X-RAY以外で、一度客観的になって、プロデュースをしてみたいと思ってていた矢先で、 "レイディア"のマネージメントの方から話があって・・・・・。 ※(インタビュー中にあるプロデュースは実現されませんでした。) ■最後にファンへのメッセージを。 Shin :今までX-RAYを応援してくれて、本当にどうもありがとう。 ボク個人の目標として23歳までには、必ずカムバックするから期待して見守っていてください。 また、ボクだけでなく、オズマ、ロジャーもそれぞれ新しいバンドで頑張っていくからそっちもネ。 X-RAYの解散理由が書かれたインタビューはおそらく、このインタビューのみかもしれません。 メンバー同士の問題は全く無く、マネージメントの問題だった・・・・。ファンとしては何とも悔しい内容です。 ジャパニーズHM/HRのバンドの再結成〜活動再開が多く聞かれるようになり、 次こそ"X-RAYに復活して欲しい!"という思いは募るばかりでした。 良質のRockが少ないと嘆く方が多い中、X-RAYの様なバンド、音楽こそ、これからも後世に伝え続けて行きたい。 そして叶うのならば、今、現在のX-RAYを今後も見たい、聴きたい、感じたいと願い、思わずにはいられません。 〜Sprcial Issue Top Pageへ〜 〜TOPへ〜 |