☆"STRIKE BACK" メンバー全員全曲コメント☆





☆ "STRIKE BACK" メンバー全曲紹介&コメント



          


☆Don't Lie Don't Touch

Roger  :こういうミディアムで重たい感じは、ボクの好きなリズム・パターン。
      走らんように気を付けた。アタマとギター・ソロの前の部分はリムを叩いているんです。

Shin   :バラードになると必ず出てくるロジャー先生大得意の(笑)。

Ozma  :ドラムとベースは今回ほとんど一発録りやったけど、
       こういう曲ではドラムのスネアがたまるからベース合わすのに結構しんどかった。

Shin   :ジツをいうと今年の初めアメリカに遊びに行ったんやけど、その時この曲とA3の曲が出来た。 
       この2曲がきっかけでアルバムの感じが決まった。ギターのアルペジオからはじまるって面白いでしょ。
       スピーカーの音とオベーションをかぶせて、メロウな雰囲気を出した。

Takahiro:リフの部分はブラスとストリングスの混じったハヤリの音で、ギターと同じ事やってる。
       いちばんラストにオルゴールみたいな可愛い音が入ってるけど、この秘密をわからんヤツは・・・・。

Shin   :イモだと思え、自分を!(笑)。

Takahiro:DXで作って、ディレイが途中から消えるというだけなんですけど。

Akira  :これは最後に歌い出したのに、いきなりA面トップと聞いて戸惑いました。
       思ったよりアグレッシヴに歌えて、今までとは違う"泣き"を出せた。
       特に2番の"かどわかされ〜"からの部分。かどわかされる、とは素直でいい女が
       何かの悪い影響で操られている、という意味です。ムツカシイんです。


☆Rock Tonight

Ozma  :ベースが歌ってますね、これイイですネー。自分で作った曲は、今回これ1曲だけやから、
       思い切り存在感を出してみました。ソロの部分はタメるようなつもりで。

Roger  :え〜、ベースとドラムは目立ってます。オカズがいっぱい入ってるけど、難しいコトはないし、カッコイイです。

Shin   :すごいマニアックな曲だと思う。リフは一発入魂、ソロはエモ-ショナルな感じで、
       ソロはディレイをかけた部分とかけない部分があるけど、これは早弾きやってても
       ディレイかかってると何弾いてるか分からないでしょ。やっぱり弾いてる音をわかってほしかったから。

Takahiro:ジュピターとDXを混ぜて、DXは新しいオルガンの音を使って、
       ギターのリフト同じノリで弾いてます。これはギターでコピーしたほうがいいかも。

Akira  :いちばんストレートな曲で、歌詞も大胆。細かいトコ意識せんと、ラフにのればワーッと盛り上がる曲。


☆Burnin' Like The Fire

Roger  :ブレイクが多いから、リズムを気にしていないとセセこましくなる。
       ウラからはいる部分とかエンディングの6連が難しい。

Ozma  :ライブで馴れていなかったら、もっとレコーディングで手間取ったかもね。
       これはロジャー・グローヴァ-から影響された人が弾くベースの典型ネ。
       ランニング・ベースしてます。パープル聞かんでもエエからこれ聴いて、あの人の偉大さをわかってほしい。

Shin   :40ヵ所ライブでずっとやってた曲だから、ライブ感覚でできた。アルバム中で最初にできた曲でタイトに決まってます。
       ソロはパーカッションみたいにリズミカルに弾いてるんだ。

Takahiro:DXで新しっぽいオルガンの音を出して、ジュピターでキラキラやってたりと、けっこう凝ってます。
       コピーしたら"なるほどネ"っていう部分が多いんじゃないかナ。

Akira  :この曲は"疾走感"という言葉がピッタリだと思います。バックもヴォーカルもノリノリで疾走してる。


☆Take A Chance

Shin   :最初にレコーディングしたから試行錯誤あったけど、自然な感じで出来たね。
       リフ中心で、ソロはフィーリング一発、ナンも考えず弾いた。

Roger  :もう、これはノリ一発です。メチャ大きいノリやけど、早いノリばっかり上手な若い子たちは、
        こういう曲こそ練習せなあかん。でなきゃハード・ロックはできません。

Ozma  :このタイコに合わせられなきゃベースもあかん。この曲はホント何にもしてない、仕掛けもナイ、何にもナイ(笑)。
       8ビートのノリ出してるのはベースだけやから、その辺気を付けた。

Takahiro:キーボードもあまり弾いてない。印象的なフレーズはサビかな。シンセは最後にいれるから、作業がたいへん。
        バンドだし、ノリ重視だから、タイミングが毎回同じだとつまんないでしょ。ギターとしっかりノリを合わせるのが大切。

Akira  :今回はスタジオに入ってからメロディーを変えた曲が多くて、これはその代表。
        初めはフツーにメロディー追ってたのを急にフェイクっぽくしてうまくハマッた。
        曲がすごくポップだから、歌でハードさを出した。けっこうオシャレな曲とちゃうかな。


☆Man In Black

Roger  :シャッフルのリズムはドラムが難しいんです。ドラムのオカズからリフに入る部分は、けっこう考えた。

Ozma  :これもカッコイイフレーズ多いんやけど、サビの前で1弦。3、4、5オクターブと移動するフレーズでは
        1本の弦で全部スライドさせてるわけ。それでオクターブ上がったら思い切りビブラートして、
        今度はゴーンといちばん低い4弦の開放に落ちる。このへんのスリルが気持ちいい。サビのフレーズもカッコエエ。

Shin   :ハイ・テンポのシャッフル・ナンバーをX-RAYでやるとどうなるカナと思っていたけど、
        結果的に重たくシャッフルできて気に入ってます。エンディングはMXRのフランジャーを使った。

Takahiro:キーボードは1番時間掛かった曲です。全部ジュピターで弾いたんだけど、ギターのアクセントに
        木琴みたいな音をあわせるのが大変だった。 サビ前でポルタメントがかかった部分、
        サビでカウンター・メロみたいなのをいれててオシャレです。

Akira  :パワフルな曲やから感情をこめて、シャッフルのノリを崩さない程度にギター・ソロの直前に
        ちょっと違うパターンがあるんやけど、ここは妖しさをこめて歌いました。
        "Watch Out!"は"ボッチャン"と発音しないよーに(笑)



        


☆Lier In Your Eyes

Roger  :これは家の近くを散歩している時に、ハナ歌うたっとったら、できた曲です。 趣味は散歩ですから(笑)。

Ozma  :これは数少ない8ビートの曲でやりやすかった。ベース・ラインは弾きすぎたらアカン曲やし悩みました。
        重たい感じとサビで流れる感じ、そこの転換をつかむのがポイント。

Shin   :歌メロに入ったら、ギターは、Eの一発を2小節ガーンとのばしたまま。
        アンプの調子が悪くて心配だったけど・・・。アームを駆使して弾いてます。

Takahiro:イントロ部分のボッボッという音のキープは得意ワザです。キープしつつ右手でリフを歯切れ良く弾く。
        ジュピターとDXでブ厚く重ねてるから、ライブでは悩みそうな曲ですネ。

Akira  :これは大プッシュしたいですね。歌い始めの部分はバックがシンプルで同じメロディーの繰り返しだから
        歌が1本調子にならないように表現に気を使った。"お前の心が離れていくのを"の部分に
        特に感情を込めたんだ。それからこれは何といってもコーラスが命!

☆Ammy

Shin   :これはギター・ソロという形では受け止めてほしくないのね。
        自分のもってるメロディーを素直に出した作品やと思うし、音もナマに近いクリアな感じやった。
        "AMMY"っていうのはウチの猫の名前なんやけど、この曲を思いついて家で朝までギターを弾いてた時、
        猫がオレのひざの上で寝とるのね、ずっと(笑) オレは必死に弾いてるのにジャマなんだけど、
        どけるワケにはいかなくってね。その頃は生後1ヶ月でメチャ可愛いかったけど、今はニクタラしくなりました。

Ozma  :シンちゃんの股間に猫が・・・。全国のファンが喜ぶシンちゃんの!?

Shin   :ファン必聴ですヨ。ステージではもっと複雑にしてやるつもり。今まではライトハンドは1本の弦でやってたけど、
        これは6弦から4弦に飛んだり、コードの動きも違うからテクニック的に面白いオリジナルのライトハンド。

☆In A Warnin'

Takahiro:これはボクの作曲だけど、キーボードではなくギターで作ったんです。 ライブではギターで参加したいという・・・。

Ozma  :その野望のもとに作られた曲!

Takahiro:そういう人ってあんまりいないし、昔は成毛滋サンとかいたけどネ。だからツインでガンガンやりたい。
       キーボードはワンポイントしか入ってないしね。

Roger  :キーボード作曲とは思えない。

Akira  :バックも曲もシンプルだから、歌をどうしようかと。歌入れの時、タカヒロと2人で悩んだんやけど、
        雰囲気モンの曲やから色んな解釈ができるはず。"Yes,youcanchange〜"の部分は
        最初ベース・ソロやったんやけど、勝手に歌入れして採用されてしまったんです

Ozma  :ったく、人のベース・ソロ盗ってェッ。ここはベースが裏メロみたいなもんです。
        ヴォーカルを聴かずにベース聴いてや(笑)。実はレコーディング前にベース盗まれて、それは1フレット多かったわけ。
        の音を出すためにチョーキングせなあかんことになって、それがケガの功名でカッコよくなった。

Roger  :ギターのリフ主体やから、リフに酔ってシンプルに叩いただけです。

Shin   :個人的にこのギター・ソロが一番気に入ってる。アタマはスクラッチから入って、あとは一発入魂。


☆I Don't Worry It

Roger  :ジョン・ボーナムの影響がモロに出てます。雰囲気一発のドラム。

Shin   :この曲のロジャーは最高やね。

Ozma  :ベースもほとんどアドリブで、ドラムと一緒にノリを出すだけ。ハーモニクスとチョーキングが入ってます。

Shin   :このミステリアスなムードを大音量で聴いてほしい。ギターはアタッキングで、アーミングを多用して弾いてる。

Takahiro:サビの部分に鐘の音を入れたり、雰囲気モンですね。

Shin   :リズム録りの時、スタジオが暗くなっちゃってねー(笑)。これをB面ラストにするつもりだったけど、急遽変更したんだよね。

Akira  :リズム録りの時はもっとドロドロしてたんやけど、うまくアクが出せたと思う。
       サビが素っ頓狂な声出してて、はっきり言って、ヴォーカルに関しては企画モノと思ってます(笑)。

☆You Got The World

Roger  :曲が長いからライブでは死ぬでしょうね(笑)。ソロの前のフレーズはウラから入ったり、考えました。

Ozma  :サビでEのドリアン・スケールを基本に弾いてます。歌に入る前のハーモニクスは凄い。
        ベーシストの鏡として崇められる時も近いでしょうね、私は。アッパレ!(片手に扇子でポーズ)

Shin   :同じ2ビートでも走るだけじゃなくて、広がりを出せた。
       ソロの前はピッキング・テクニックを要する部分で、フレットを全部使ってる。

Takahiro:DXとジュピターのブラスみたいな音をミックスして、シンセで広がりを出した。弾いてて気持ちよくイケます。

Akira  :コンサートでは、会場が盛り上がってる頃に、この曲でイッキに爆発させようと思ってるので、サビの部分はみんなで歌ってほしいな。



               
  



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